


ゴーリー「1898年蒸留」(コニャック:30ml)
【 商品について 】
1898年(122年前・明治31年)蒸留の大変貴重なコニャック。
コニャック業界最古の1619年創設で、現当主は17代目のピエール・ゴーリー氏。
東京恵比寿の(知る人ぞ知る超マニアックなお酒だらけの)バー「オーディン」の菊地氏が直接フランスに赴き、10年以上の親交があるゴーリー氏から直接買い付けたものとなります。
店主は「オーディン」で2度ほどこのコニャックを頂いたことがあるのですが、その味わいたるや筆舌に尽くしがたいものでした(香りの複雑さは勿論、余韻の長さたるや、現在市販されているブランデーとは比較になりません)。
オーナーバーテンダーである菊地氏とは以前からお付き合いがあったため、今回特別に30ml入りのミニボトルに詰め替えたものを送って頂きました。
使用されているブドウ品種は「フォル・ブランシュ」。
この品種は1800年代後半にフィロキセラで大打撃を受けてしまったうえ接ぎ木に弱く、それ以降のコニャックは「ユニ・ブラン」という品種が中心となります。
2020年現在「フォル・ブランシュ」の作付面積は全コニャックの1%未満に過ぎないのですが、この「ゴーリー」は今でも「フォル・ブランシュ」を50%使用してコニャックを作り続けています。2回蒸留の2度目は薪を使うなど、自動化が推し進められる現在でもハンドメイドにこだわり続ける頑なな蔵です。
また、このコニャックが醸された1890年代の大きな出来事は以下の通りです。
・日清戦争開戦(1894年)
・リュミエール兄弟によるシネマトグラフの発明。映画の歴史が始まる(1895年)
・第一回夏季オリンピックが開幕(1896年)
・勝海舟が死去(1899年)
19世紀蒸留という貴重さは勿論なのですが、それ以上に品質が高く美味しいコニャックです。是非特別な時に、特別なグラスで味わってみてください。
勿論当店でもディナーの際の食後酒として提供しております。
【 美味しい召し上がり方 】
昔の大きなブランデーグラスは厳禁です。一昔前の品質の良くないブランデーとは違い、手の熱など加えずとも十分に香りが立ちます。
手の熱を加えないよう足(ステム)の部分が長く、くびれがあり(深く傾けることになるため舌先にのみ液体が触れるため刺激が和らぐ)、口に当たる部分(リム)が薄手のグラスをお選びください。
時間経過により驚くほど香りに変化が生じます。30mlとごく少量ではありますが、1~2時間かけてゆっくりお楽しみ頂くことをお勧めします。飲み終わった後のグラスから漂う香りも素晴らしいものです。
【 ご注意!必ずお読みください 】
当サイトは「来店受け取り予約専用サイト」です。
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・ご来店時に身分を証明できるもの(免許証、保険証等)をご用意ください。
・身分証明書のご提示ができない場合は商品をお渡し出来かねます。
・地方発送や営業日以外の商品お渡しには現時点で未対応となっております。
【 衛生管理について 】
商品の受け渡しの際も感染防止シールドや直接の接触が無いよう配慮した上でお渡ししております。
※こちらの価格には消費税が含まれています。
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